真留句はこう言った

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ジビエ推し 今後の肉食について 私はこう思った6

 今後、肉を食べたい時にはジビエの肉が良いのではないか、というのが今回の記事のテーマです。

 
 食肉は環境負荷が高いらしいです。あるブログの記事によると畜産は、たくさんの水や飼料を使うらしいです。飼料の生産や運搬など付随する事には化石資源、化石燃料も使います。畜産に伴い、温室効果ガスたくさん出るとも聞きます。そういったことで環境負荷が大きいらしく、普通に畜産された食肉を控えることは温暖化抑制に繋がるようです。
 
 代替食肉としては、植物性のものや確か培養肉?などが研究されてるようです。
 
 私はジビエを推したいと思います。ジビエとは鹿や猪、熊など野生動物の肉です。
 
 肉の食べ過ぎは身体、健康に良くなく、魚は身体に良いと言われます。しかし、それは慣行の畜産における得体の知れない飼料や酷い環境で生育された家畜の肉だから、と私は憶測しております。病い的な環境で飼育された家畜の肉や卵を食べていると、病いになってもおかしくはないと思います。また慣行の畜産には屠殺場の状況なども問題があるという話を聞いたことがあります。
 
 魚が身体に良いのは、たぶん天然ものだからだと思います。そう考えるとジビエもいわば天然の肉なので身体に良いはずだと私は思います。
 また昔の人は家畜よりもジビエを食べてたイメージが私にはあります。だとすれば、当ブログ通してのテーマ「昔の生活様式を参考にする」という観点とも合致します。
 
ジビエを肉、魚、野菜の対比で考えると以下のようにみなせるかも知れません。矢印→が右に行くほど野生ぽくなります:
 
野菜:慣行農法→有機農法、自然農法など→山菜
 
魚:慣行養殖→こだわり養殖→天然もの
 
肉:慣行畜産→こだわり畜産、平飼い卵→ジビエ
 
ジビエの問題点としては、流通や生産量の少なさがあるかと思います。今後、流通については解決がなされる事を望みます。生産量については人間が欲張っては行けないように思います。
 
 人類の食肉についてジビエだけで解決とはいかないと思いますが1つの方向性として農産物の鳥獣害の抑止も兼ねてジビエの活用があるように思います。また今後は基本ヴィーガンや玄米食、全粒粉食を推進し特別な時のみ肉食というライフスタイルもあるのかも知れません。
 またエコロジーに関して見識のある方のブログの記事によると、自然農、有機農法、自然栽培などの畜産バージョンみたいもの(上記の図式のこだわり畜産)や昆虫食もタンパク質補給、食肉問題の解決策としてあるようです。
 
 乱獲は良くないと思います。農産物に危害を加えそうな動物のみ屠って天の恵みとして有難く頂く、というスタンスが良いように思えます。
 
 なおこの流れは、ジビエ料理を出す飲食店を利用したり、流通してるジビエの肉を何とか見つけて買うことで推進されると思います。
 
 エシカルな消費、買い物のつもりが、ジビエは野生のパワーがあってエネルギッシュで食べたら身も心も健康になって、消費者の元気につながると思います。あと美味しいと私は思っております。
 
 
追記 2023年4月24日における
 
 本編ではジビエを推しました。
 しかし、あるブログの記事によると人類が原因で哺乳類や野生動物の多数が死滅しているようです。
 そういった事を考慮すると、ジビエ食の推進には気をつけねばならず、許容範囲を越えてはならないと思いました。確かに日本人の人口に対して日本に生息する熊や猪、鹿の数は少なそうなイメージがあります。
 
 現在、鳥獣害駆除で屠むられた猪などが運搬や処理の手間、食肉加工の手間や設備が無いとか、ジビエの需要の関係などでそのまま山林に放置されるケースが多いという話を聞いた事があります。せめて屠むられたそのような貴重な生命、野生のエネルギー、パワーが放置される事なく、無駄になる事なく、食べ物として頂けるケースがもっと増えれば、と思います。
 
 しかし、食肉としてのジビエはそのような機会のみに頂くにとどまり、あまり推進されない方が良いかも知れず、また少なくとも食肉問題の決定打にはならないだろう、と思うようになりました。資本主義における商業主義による乱獲は避けねばならないと感じました。
 
 
初稿日 2023年4月23日
最終改訂日 2023年4月28日